2019年11月11日

VIPER TECH M4A1

VIPER TECH M4A1

VIPER TECH のM4A1です。
2018年2月に購入した物で、VIPER TECHとGunsmith BATONが日本の初速規制に適合させて共同開発したCo2 GBBです。




コテコテなカスタムM4もいいですがこのスタンダードな形もお気に入りです。

VIPER TECH M4A1


実はVIPER TECHはINOKATSUの製造工場だったそうです。
自分は実際にINOKATSUのM4を触ったことはありませんがネットなどで拝見してるとGBB M4の中では一目置かれる存在らしいですね。

VIPER TECH M4A1

で、このVIPER TECHのM4ですが、他社製のM4と比べて2倍~3倍のお値段がします。
何故こんなにお高いのか。
実際に手に持って触ってみると納得です。

まず、上下レシーバーですが何と鍛造だそうです。
VIPER TECHが一部公開してる製造工程の動画を見ると巨大なプレスで一つ一つプレスされてるのが分かります。
過去にKSCやVFCのM4を持ってましたがカッチリ感と言うか、剛性感が違いますね。


ありとあらゆる物が最初からスチールです。

VIPER TECH M4A1

スチール製のフラッシュハイダーにフロントサイト、アウターバレル。


VIPER TECH M4A1


ボルトキャリアもスチールです。

VIPER TECH M4A1


内部もハンマーにトリガー等々ほぼスチールです。

VIPER TECH M4A1


ガスチューブもちゃんと再現されていてレシーバーまで貫通してます。

VIPER TECH M4A1


レシーバー内でもちゃんとボルトの位置までガスチューブがきてます。

VIPER TECH M4A1

驚いたことにこのガスチューブ、ちゃんと中空になってます。


また、ボルト本体やチャージングハンドルにもガスが通る穴が空いてます。

VIPER TECH M4A1




さらにボルトを模したローディングノズルは何とプラでなくメタル製です。たぶんアルミか亜鉛。

VIPER TECH M4A1




唯一残念なのがこのM4、ボルトがフルストロークじゃないのです。

VIPER TECH M4A1

赤矢印の部分に切込みがあってこの部分でボルトストップがかかります。
また、ストックチューブ内にもプラスチック製の詰物があってボルトが最後まで後退しません。
たぶんブローバックの動作と燃費を考えた結果こうなったのでしょうが、やはりせっかくのCo2なのでここはフルストロークにしたい。
で、詰物は直ぐに取れます。詰物を取れば普通にフルストロークになり、ボルトストップもフルストロークした状態でかかるのですが、明らかにブローバックの動作がモッサリになります。



で、考えた結果導入したのが実銃のリコイルスプリングとリコイルバッファ(バッファはGuarder製の実銃準拠!? なパーツ)

VIPER TECH M4A1

実銃のM4は触った事ありませんが実銃のスプリングのテンションってやっぱり強いですね。
チャーハンを引く力はかなりのものになりました。

最初こんなテンションで動くのかと思いましたが普通に動作しました。
ただスプリングのテンションに負けてか少しブローバックの強さは減りました。
が、まだ動作にキレもありフルのサイクルも実銃並じゃないかと思います。

燃費もリアルカウントの30発で2マグは撃てます。


そんなこんなのVIPER TECH M4 お値段は少々お高いですがあとからスチールパーツなどのカスタムパーツを組込むことを思えばこのお値段は妥当じゃないかと思います。

VIPER TECH M4A1


ご覧頂きありがとうございました。



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Posted by dokatin at 17:39│Comments(6)M4A1
この記事へのコメント
dokatinさま
こんにちは。まずはBlog復帰おめでとう&ありがとうございます。GBBの記事が読めて嬉しいです。

VIPER M4いいですね。鍛造でCO2っていうのがなんとも魅力を感じます。CO2って本当に年中いけるんでしょうか?うちの奴らはHFCなのでそろそろ冬眠する時期です。

それからボルトキャリアを交換してフルストロークにしてる方を観た気がしますが、交換しなくても通常のところでボルトストップするんですね。

でも、高いから買えそうにはないです。。。。
Posted by イベルオイベルオ at 2019年11月11日 18:00
イベルオ様。
コメントありがとうございます。
以前もご覧頂いておりましたか。
いろいろあって一時期休止しておりまして過去記事は一旦全て削除しました。(^_^;)

VIPER TECH M4いいですね。
お値段は少々お高いですがその造りとCo2であること。また、後からスチールパーツ等々を組込む事を考えると逆にお買い得かと思いますよ。

Co2は最近日本でも普及されつつありますね。
地球温暖化への影響などを考えると日本でももっとCo2が普及しても良いのではと思います。

さて動作に関してですがCo2は真冬でも全く問題ありませんね。
真冬はもちろんマガジンを氷水に入れて置いてもガシガシ動くなんて動画もあります。
ただ、その高圧なことから不正改造による懸念はありますね。

イベルト様はWAのAR系がお好きなのですね。
これからもよろしくお願い致します。
Posted by dokatindokatin at 2019年11月11日 18:55
はい、以前からよく拝見しておりました。ブログ削除は大変残念です。

それからCO2の件ですが、おっしゃる通りだと思います。HFCはそのうち規制されて買えなくなるような気がしております。

真冬でもいけるのか。。。。うらやましい。ちょっと本気で考えようかな。手持ちのARを数丁処分したら買えそうな気がします。
Posted by イベルオイベルオ at 2019年11月11日 19:26
イベルオ様。
ありがとうございます。
手持ちのコレクションもだいぶ整理しまして今手元にあるのはほんとうにお気に入りの物となりました。
いずれこれらも公開していきたいと思っております。

今Gunsmith BATONさんでは12月入荷予定のVIPER TECH M4系Co2 GBBの予約をしております。
新たなラインナップを揃えておられてみな魅力的な物ばかりです。
自分は昨年HK416Dを新たに追加しようとした時には既に在庫切れで悔しい思いしたので今回は早々に予約しました。
お値段はかなりお高いですがこれは買って損は無いと思っております。

マガジンの温度管理にシビアになることなく一年中安定して動作するCo2はほんとオススメだと思いますよ!
Posted by dokatindokatin at 2019年11月11日 19:39
初めまして。

GHKとRareで迷っていて、こちらのCO2鍛造という魅力的な物に目を惹かれました。

少しお聞きしたいのですが、こちら無刻印レシーバーの有無やボルトのフルストローク加工は可能でしょうか?

詰め物を取るとフルストロークになると書かれていますが、パーツの破損等はありますでしょうか

お返事頂けますと幸いです。
Posted by マルルク at 2021年06月02日 03:35
マルルクさん。
無刻印レシーバーがあるかどうかは分かりません。
メーカーHP見てもなさそうですが。

フルストロークは本投稿にもありますように可能です。
パーツの破損についてですが今のところありません。
自分は年に数える程しか撃たないため参考になるかどうかですが。
Posted by dokatindokatin at 2021年06月03日 06:26
 
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